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2016 年度 研究成果報告書

スーパーエンハンサーを介したRUNX3過発現によるEBウイルス関連癌化機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16K14613
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 腫瘍生物学
研究機関熊本大学

研究代表者

大里 元美  熊本大学, 国際先端医学研究機構, 特別招聘教授 (90314286)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2017-03-31
キーワード細胞不死化 / EBウイルス / スーパーエンハンサー
研究成果の概要

EBウイルスは古くより多くのヒト癌への関与が示されているがその癌化メカニズムの詳細は不明な点が多い。本研究ではEBウイルスによる細胞癌化はRUNX3遺伝子上流に形成されるスーパーエンハンサーによりRUNX3遺伝子の発現が過剰に誘導されることが原因であるという仮説について、スーパーエンハンサー活性を薬剤JQ1により抑制したり、ゲノム編集手法CRISPR/Cas9法により欠失させることによって検討した。予想通り、スーパーエンハンサーが失活するとRUNX3の発現が低下し著名な細胞増殖抑制が見られた。従って、上記の仮説はほぼ正しいことが確認されたので、これらの結果の一部を国際誌に発表した。

自由記述の分野

総合生物

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公開日: 2018-03-22  

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