研究課題
挑戦的萌芽研究
アルクチゲニンが腫瘍血管網を正常化し、腫瘍組織内低酸素を改善することを見つけた。この効果を用いて、腫瘍のX線や抗がん剤治療を増強できるのではないかと考えた。色々なモデル、で作用の異なる7種の抗がん剤やX線治療が顕著に改善した。そのメカニズムを解析すると、アルクチゲニンにより腫瘍血管が正常化し薬剤ががん組織に届きやすく、かつがん細胞の薬剤やX線への感受性が高くなっていることが分かった。ヒトへの応用を計画している。
がん治療、がん微少環境工学、化学療法、放射線療法