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2016 年度 研究成果報告書

DNA複製による転写とエピゲノム状態の制御の可能性について

研究課題

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研究課題/領域番号 16K14664
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 分子生物学
研究機関東北大学

研究代表者

中山 啓子  東北大学, 医学系研究科, 教授 (60294972)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2017-03-31
キーワードゲノム編集 / CRISPR/Cas9システム / 超並列シークエンス解析 / 腫瘍形成能
研究成果の概要

NIH3T3細胞とMDA-MD-468細胞株にCRISPR/Cas9ライブラリーを導入し、遺伝子ノックアウト細胞群を得た。これらの細胞を、免疫不全マウスの背部皮下に接種し、腫瘍形成を試みた。野生型のNIH3T3細胞は腫瘍形成が見られず、ライブラリー導入細胞を用いても安定した腫瘍形成を観察することができなかった。このことは、NIH3T3細胞では、単一の遺伝子破壊を行った細胞集団が存在しても腫瘍形成には至らないことを示唆している。同様の実験をMDA-MD-468細胞株を用いて行った結果、野生型の細胞に比べて、ライブラリー導入細胞は、腫瘍形成が促進していることが確認された。

自由記述の分野

細胞増殖メカニズムやそれを修飾する分子に関わる研究

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公開日: 2018-03-22  

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