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2017 年度 研究成果報告書

タンパク質の拡散運動が細胞内構造体により抑制されることで創生する機能に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16K14704
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 生物物理学
研究機関室蘭工業大学

研究代表者

徳樂 清孝  室蘭工業大学, 工学研究科, 准教授 (00332106)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードタンパク質 / 拡散運動 / 自己集合 / 細胞骨格 / 微小管 / アクチン / 細胞膜 / アミロイド
研究成果の概要

本研究では、生体内と同様にタンパク質分子の拡散運動が空間的に制限される条件下でお互いにどのように相互作用し、機能発現するのか解析した。F-アクチンに対して高い親和性を持つMAP2やMAP4はF-アクチン共存下で微小管重合促進活性が亢進されたが、F-アクチンに対する親和性が低いtauの微小管重合促進活性は亢進されなかった。また、アミロイドβの凝集を量子ドットを用いてリアルタイムイメージングした結果、培養細胞共存下で凝集が促進される様子が観察された。以上の結果は、F-アクチンや細胞膜との相互作用によるタンパク質分子の拡散運動の抑制がタンパク質の機能発現に大きく影響することを示唆した。

自由記述の分野

生物物理学

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公開日: 2019-03-29  

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