研究課題
挑戦的萌芽研究
新規BRET型ATPバイオセンサーであるBTeamを開発した。BTeamはATPに特異的に反応し、 37°Cにおいては約0.5-6.0 mMの範囲のATP濃度をBRET効率の違いとして検出することが可能であった。BTeamを発現させた培養動物細胞のBRET効率を測定することで、生きた細胞のATP濃度を極めて高い定量性で経時的に測定できることが示された。また、ゼブラフィッシュを用い、個体レベルでATP濃度を測定できることが示された。現在、BTeamを発現する植物個体を構築中である。
バイオイメージング、生物物理学、生化学