研究成果の概要 |
第3世代の次世代シークエンサーの普及により,ゲノム解読だけではなく転写産物の解読に利用されている.本研究ではメロン果実のIso-seq解析を行い,完全長cDNA配列と選択的スプライシングについて解析を行った.3つの異なる方法で完全長cDNA配列ライブラリーを構築し,PacBioとNanoporeを用いて配列解読を行った.得られたIsoformをメロンゲノムにマッピングして比較した結果,PacBioの解読では 約6,500遺伝子座,Nanoporeの解読では12,000の遺伝子座からの転写産物が得られた.そのうち,509遺伝子座が新規の遺伝子座であった.
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