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2017 年度 研究成果報告書

リン酸を利用できない生命体の構築:リンのコントロールによる遺伝子組換え体封じ込め

研究課題

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研究課題/領域番号 16K14889
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 応用微生物学
研究機関広島大学

研究代表者

廣田 隆一  広島大学, 先端物質科学研究科, 准教授 (90452614)

連携研究者 荒川 賢治  広島大学, 大学院先端物質科学研究科, 准教授 (80346527)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード生物学的封じ込め / 亜リン酸 / リン代謝 / 遺伝子組換え微生物
研究成果の概要

遺伝子工学技術の発展によって、開放環境での利用が想定された有用遺伝子組み換え微生物(GMM)が作製されている。今後これらを安全に実用化するためにはGMMの意図せぬ増殖を防止し安全性を高めるための技術が必要である。生物学的封じ込めの方法論として、特定の化合物に生育を依存させる手法がある。亜リン酸は環境中ではほぼ検出されないため、亜リン酸に完全に生育を依存させることが出来れば、封じ込めの原理として利用できる。大腸菌をモデルとして本原理の実証を試みた結果、亜リン酸依存性は、高い封じ込め効果と、経済性、シンプルさを兼ね備えた、実用的な手法として利用可能であることが明らかとなった。

自由記述の分野

応用微生物工学

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公開日: 2019-03-29  

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