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2017 年度 研究成果報告書

細菌メチロームと変異バイアス解析によるゲノムの配列維持機構

研究課題

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研究課題/領域番号 16K14892
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 応用微生物学
研究機関東京農業大学

研究代表者

吉川 博文  東京農業大学, 生命科学部, 教授 (50175676)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードメチローム / シトシンメチル化 / 挿入配列 / トランスポゼース
研究成果の概要

ゲノムの構造維持機構として、メチル化とトランスポゾンに着目して挑戦的な研究を行った。バクテリアにおけるエピジェネティクスは、近年ようやく注目され始めたが、増殖制御との関連は全く知られていない。本研究において、枯草菌の胞子形成期には、栄養増殖期と異なるメチル化パターンが確認された。一方、枯草菌の挿入配列(IS)転移機構の解析では、大腸菌における知見とは異なり、RecAに完全に依存することを解明した。その必須機能は相同組換え能ではなく、ATP加水分解能であった。また枯草菌168株ゲノムは、例外的にISが存在しないが、トランスポゼースをターゲットに変異を導入し、転移を抑制する機構が示唆された。

自由記述の分野

微生物分子遺伝学

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公開日: 2019-03-29  

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