研究課題
挑戦的萌芽研究
調査地や先進事例などにおける享受能力再生のためのキュレーション実践の試みから、地域資源の「編集(キュレーション)効果」が存在することを示した。これは人的資源と地域資源の融合で新たな価値が生み出される状態である。調査対象地域では住民主体で運営する人材育成機関の設立構想が進められている。この事業の中で、地域住民が本来持っていた資源享受能力を、「編集効果」で次世代や移住希望者に継承するためのプログラムとして実践的ワークショップ「森の暮らし塾」を実践した。山村振興にとって有効なプログラムであることが地域に認識され、次年度以降も拡張して継続されることとなった。
風景学