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2017 年度 研究成果報告書

蛹化能力付与因子(competence factor)の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 16K15071
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 昆虫科学
研究機関京都大学

研究代表者

大門 高明  京都大学, 農学研究科, 教授 (70451846)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードカイコ / 脱皮 / 変態 / 幼若ホルモン / 脱皮ホルモン / ゲノム編集 / 実験形態学
研究成果の概要

本研究では、なぜ若齢のカイコ幼虫(1齢、2齢幼虫)が幼若ホルモン(JH; Juvenile Hormone)の存否と無関係に幼虫脱皮を行うのか、その理由の解明を目的とした。カイコの1齢、2齢幼虫の皮膚を終齢幼虫に移植することで、カイコの1齢幼虫は組織レベルでは幼虫脱皮を経験しなくてもダイレクトに蛹変態できることを明らかにした。さらに、JH受容体ノックアウト個体を用いることで、このダイレクトな蛹変態はJHによって抑制されることが判明した。次に、体サイズが蛹変態の能力に与える影響を明らかにし、体サイズに関連する何らかの液性因子が蛹化能力を付与する可能性を見出した。

自由記述の分野

昆虫生理学

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公開日: 2019-03-29  

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