研究課題
挑戦的萌芽研究
本課題は、γ-チューブリンを標的とする新規ジケトピペラジン (DKP) 誘導体 "KPU-406" に着目した研究である。がん療法の潜在標的分子であるγ-チューブリンの機能解明を目指し、KPU-406の部分構造を有するフラグメント誘導体、及びケミカルプローブとなるビオチン化KPU-406の創製を達成した。今後、得られた誘導体とγ-チューブリンとの相互作用を検討することで、γ-チューブリンの機能解明や新たな抗がん剤の創製が期待できる。
創薬化学