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2017 年度 研究成果報告書

インフラマソーム活性化薬物による薬剤誘発性免疫疾患の病因解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16K15146
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 環境・衛生系薬学
研究機関東北大学

研究代表者

松沢 厚  東北大学, 薬学研究科, 教授 (80345256)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード薬剤誘発性免疫疾患 / インフラマソーム / 炎症性サイトカイン / NLRPファミリー分子 / 薬剤副作用
研究成果の概要

抗癌剤ゲフィチニブで誘発される間質性肺炎など薬剤誘発性疾患は、致死性の重篤な副作用であり、衛生薬学分野として解決すべき重要な問題である。しかし、それら疾患の実際の原因は良く分かっていない。インフラマソームは細胞内の病原体や異物を感知する受容体で、炎症応答や細胞死を惹起し、近年、様々な免疫疾患の原因となることが分かってきた。本研究では、幾つかの薬剤がNLRPファミリー分子で構成されるインフラマソーム活性化を誘導することを見出し、薬剤誘発性疾患の原因の一部が、薬剤によるインフラマソーム活性化を介した免疫応答の異常亢進である可能性を明らかにした。

自由記述の分野

分子生物学

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公開日: 2019-03-29  

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