研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、クレアチントランスポーター(CRT/SLC6A8)機能欠損型クレアチン脳欠乏症における治療薬クレアチンプロドラッグ開発の基盤構築を目的とした。具体的には、標的絶対定量プロテオミクスに基づいて、発達期ラット血液脳関門において、治療薬の脳内送達経路とするトランスポーター分子の発現を明らかにした。さらに、疾患由来線維芽細胞を用いて、トランスポーターを介したクレアチンプロドラッグの細胞内輸送とクレアチン供給効果を明らかにした。
薬物送達学