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2017 年度 研究成果報告書

アンバランスなアミノ酸の経口摂取による摂食抑制の機構解明とその抗肥満への応用検討

研究課題

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研究課題/領域番号 16K15194
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
研究機関昭和薬科大学

研究代表者

石井 功  昭和薬科大学, 薬学部, 教授 (90292953)

研究協力者 鎌田 祥太郞  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード摂食拒絶 / 必須アミノ酸 / 非必須アミノ酸 / 拒食症
研究成果の概要

マウスが特定の標準アミノ酸を欠く餌を摂餌する際の摂食拒絶と血中アミノ酸濃度変化の相関を調べた。必須アミノ酸を欠く餌を摂餌したマウスでは、発現までのタイムラグの違いはあれ摂食拒絶(摂餌減少)が観察されたが、それに先立つ当該アミノ酸の血中濃度の低下が観察された。一方、非必須アミノ酸を欠く餌の場合は摂食拒絶は観察されず、当該アミノ酸の血中濃度低下も観察されなかった。そして、非必須アミノ酸のCysを欠く餌を与えた場合に通常では摂食拒絶は起こらないが、Cys生合成系不全(CSE欠損)マウスでは摂食拒絶がおきた。つまり、摂食拒絶が起きるのは9種必須アミノ酸の欠乏時に限らないことが示唆された。

自由記述の分野

生化学、生理学、動物行動学

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公開日: 2019-03-29  

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