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2017 年度 研究成果報告書

新規ストレスメディエーター12-HETEのシグナル伝達メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16K15197
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
研究機関国立研究開発法人産業技術総合研究所

研究代表者

七里 元督  国立研究開発法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 研究グループ長 (20434780)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードストレス / 脂質酸化物 / 脳内モノアミン
研究成果の概要

ストレス負荷によってマウス血中で12-HETEが増加し、12-HETEが逃避衝動の亢進を誘導することを見出していた。しかしながらストレス負荷後の脳組織では12-HETEが増加しておらず、血中で増加した12-HETEが脳にシグナルを伝達する経路が不明であった。本研究計画では末梢神経に発現する12-HETEレセプターを介し、脳にシグナルを伝達するという仮説を立てた。12-HETEレセプター阻害剤をマウスに前投与しストレスを負荷したところ、逃避衝動の亢進を抑制できた。また、脳内モノアミンを測定したところ、12-HETEはストレスに伴うノルアドレナリンの放出に関与することが示唆された。

自由記述の分野

酸化ストレス

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公開日: 2019-03-29  

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