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2017 年度 研究成果報告書

iPS細胞マーカーTRA-1-60はがん難治性の指標か?

研究課題

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研究課題/領域番号 16K15245
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 人体病理学
研究機関新潟大学

研究代表者

近藤 英作  新潟大学, 医歯学系, 教授 (30252951)

研究分担者 奥田 修二郎  新潟大学, 医歯学系, 准教授 (00512310)
阪口 政清  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (70379840)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード膵がん / TRA-1-60 / PODXL1 / 転移 / 浸潤
研究成果の概要

TRA-1-60は糖鎖修飾型PODXL1であることから、ヒト膵がん細胞株においてPODXL1ノックアウトクローンを作成し機能解析した。結果、MiaPaCa-2, AsPC1, Panc-1 PODXL1-KO(PODXL1 -/-)クローンは膵がん肝転移を劇的に抑制した。即ち、PODXL1は膵がんの転移能獲得に直接に機能していることが判明した。PODXL1は複数のサイトカイン受容体と結合能を持ち、がん組織内でこれら受容体の機能活性化に働いていることが判明した膵がん患者病理組織では、上記の遺伝子機能を反映し、腫瘍の浸潤先進部や肝転移巣で高発現していることが判明した。

自由記述の分野

腫瘍病理学

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公開日: 2019-03-29  

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