2017 年度研究成果報告書

分泌型T-UCR非翻訳RNAの消化管癌・泌尿器癌リキッドバイオプシーへの応用

研究課題

研究課題/領域番号	16K15247
研究種目	挑戦的萌芽研究
配分区分	基金
研究分野	人体病理学
研究機関	広島大学
研究代表者	安井弥広島大学, 医歯薬保健学研究科(医), 教授 (40191118)
連携研究者	大上直秀広島大学, 大学院医歯薬保健学研究科, 准教授 (60346484)
研究期間 (年度)	2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード	分泌型T-UCR / 非翻訳RNA / 消化管癌 / 泌尿器癌 / リキッドバイオプシー
研究成果の概要	非翻訳RNAコード超保存領域 (transcribed-ultraconserved region: T-UCR)の内、消化管癌、泌尿器癌において発現が亢進しているUC.63+, UC.416+Aなどがリキッドバイオプシーのマーカーとなることを見いだした。血中のUC.416+Aは、前立腺癌検体において転移を有する症例、去勢抵抗性の症例(CRPC)、docetaxel抵抗性の症例で有意に高値であった。さらに、Uc.249+A、Uc.266+Aなどが大腸癌の癌幹細胞性を制御する可能性を見いだした。
自由記述の分野	医歯薬学