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2017 年度 研究成果報告書

ヘリコバクター・ピロリ菌による心血管病変発症機構

研究課題

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研究課題/領域番号 16K15273
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 細菌学(含真菌学)
研究機関東京大学

研究代表者

畠山 昌則  東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (40189551)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード毒素・エフェクター / ピロリ菌 / CagA / エクソソーム
研究成果の概要

近年の疫学研究から発がん性病原タンパクCagを産生するヘリコバクター・ピロリ菌感染と狭心症・心筋梗塞などの心血管病変との関連が示唆されている。我々は、ピロリ菌により胃上皮細胞内に注入されたCagAがエクソソームの構成成分として全身循環系に移行することを見出した。本研究ではピロリ菌CagAが血管内皮細胞にEMT様の形態変化と運動性亢進を引き起こすことを明らかにした。さらに、CagAを消化管上皮ならびに血管内皮特異的に発現する遺伝子改変マウスを作成し、 CagAによる心血管病変発症を検証するためのマウスモデル系樹立に成功した。

自由記述の分野

感染腫瘍学、分子腫瘍学

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公開日: 2019-03-29  

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