愛知県内連携20薬局の「検体測定室」で来局者の定期的な血圧や体重、自己採血によるHbA1c、血糖値、血中脂質等の測定を317名実施。その内、設定した生活習慣病予備群の条件にあてはまる228名について、測定のみの対照群と、測定時に生活習慣振り返りシートを用いて薬局薬剤師と生活習慣の見直しを行い次回測定までの生活目標を立てる指導を受ける介入群に抽選で分け比較試験を実施した。 最終141名の測定結果を分析した結果、3ヶ月間隔3回の継続的な測定で、対象群、介入群ともに、血圧、血糖値、血中脂質で測定値の有意な改善が確認できた。しかしながら、対照群と介入群の間での明確な測定値変化の差は確認できていない。
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