CK7遺伝子座の終止コドン部分に、自己切断ペプチドT2AにつないだTVAをコードする配列を挿入したCK7-TVA knock-in ES細胞を作製した。これらはRCASウイルスによって遺伝子導入が可能であることが認められた。続いてCK7-TVA knock-in ES細胞をマウス胚盤胞に注入し、キメラマウスを得た。また近年、血液細胞において転写因子Evi-1が造血幹細胞特異的な発現を示すことが報告されている。その為、CK7と同様に、Evi-1遺伝子座にTVAをknock-in したES細胞およびマウスを作製した。これらの結果は2017年にScientific reportsに掲載された。
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