本萌芽研究では、まずCRISPA-Cas9によるゲノム編集効率を細胞内に発現した蛍光物質であるVenusの輝度を計測することによって評価するassay systemを構築した。また、ゲノム編集効率を変化させると報告された薬剤の効果を評価した。細胞内に発現させたSpCas9によるVenusのゲノム編集効果をマイクロプレートリーダーやFCMを用いて蛍光輝度を計測することによって、定量的にゲノム編集効率を検出可能であった。一方で使用した薬剤(AZT、SCR7、L755507)に関して構築したassay systemで評価するも、有意なゲノム編集促進または阻害効果は確認されなかった。
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