• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 研究成果報告書

コンフォメーション特異的PETプローブの探索

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16K15570
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 放射線科学
研究機関東北医科薬科大学

研究代表者

岡村 信行  東北医科薬科大学, 医学部, 教授 (40361076)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード分子イメージング / αシヌクレイン
研究成果の概要

ミスフォールディング蛋白の蓄積を生体でモニタリングするためのPETプローブを開発するため、所有するライブラリー化合物の結合性と薬物動態を評価し、レビー小体を明瞭に染色可能な新規化合物群を見出した。候補化合物の一つ(化合物365)はマウスにおいて優れた脳血液関門透過性を示した。ヒト脳組織切片を用いてオートラジオグラフィーを実施した結果、αシヌクレインが高密度に沈着する脳切片において18F標識化合物の強い結合を認めたが、αシヌクレイン選択的プローブとしては結合選択性が不十分であった。

自由記述の分野

薬理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

プローブが実用化され、パーキンソン病などのミスフォールディングの脳内蓄積を生体で非侵襲的に計測できれば、多様な神経変性疾患の早期診断のためのスクリーニング法となる。また新たな治療評価系としても活用でき新規治療薬開発と連動させるによって疾患の撲滅へ向けた第一歩となる。

URL: 

公開日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi