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2017 年度 研究成果報告書

放射線照射とiPS細胞による新たながん治療

研究課題

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研究課題/領域番号 16K15573
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 放射線科学
研究機関筑波大学

研究代表者

坪井 康次  筑波大学, 医学医療系, 教授 (90188615)

研究分担者 梨井 康  国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 移植免疫研究室, 室長 (60321890)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードRadiotherapy / Dendritic cells / anti-PD1 antibody / abscopal effect
研究成果の概要

腫瘍に対する放射線治療後に骨髄やiPS細胞由来の樹状細胞(BM-DC、iPS-DC)の局所投与と抗PD-1抗体の腹腔内投与により、抗腫瘍免疫応答が賦活されるかどうかを検討した。
マウスの左大腿部皮下に移植したメラノーマ細胞にX線または陽子を照射した後、BMまたはiPS-DCを4回投与し、さらに抗PD-1抗体を3回投与した。またアブスコパル効果の評価するために、腫瘍細胞を右大腿部へも接種し、左側の原発腫瘍のみを治療した。その結果、原発および転移腫瘍の増殖は有意に遅延され、マウスの生存時間を有意に延長した。 X線と陽子、BMとiPS-DCの間には有意な効果の差はなかった。

自由記述の分野

放射線腫瘍学、腫瘍免疫学

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公開日: 2019-03-29  

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