骨粗鬆症の病態制御に向けて新しい戦略基盤の確立のために、IRISIN と協調する副甲状腺ホルモン 受容体(PPR)のシグナルとの相互作用に基づく骨形成促進の分子機構に着目した。まずIRISINが硬組織に発現することを時系列で検討した。その結果、IRISINの硬組織における発現と その時間依存性を明らかにした。さらに硬組織におけるエピジェネティック制御研究として、ヒストンメチル化酵素G9aに注目して解析をおこないmRNAおよび 蛋白の局在を明らかにし、酸化ストレスでLgr4のmRNAのレベルが抑制されることイリシンと協調する副甲状腺ホルモン受容体のシグナルとb2AdRの相互作用を明らかにした。
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