研究課題/領域番号 |
16K15707
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
|
研究機関 | 近畿大学 (2017) 京都大学 (2016) |
研究代表者 |
松村 謙臣 近畿大学, 医学部, 教授 (20452336)
|
研究分担者 |
安彦 郁 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), その他 (20508246)
越山 雅文 京都大学, 医学研究科, 客員研究員 (50724390)
小西 郁生 京都大学, 医学研究科, 名誉教授 (90192062)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
キーワード | 卵巣癌 / 食品 |
研究成果の概要 |
マウスに卵巣癌細胞を接種し、動物由来タンパクを20%含む餌を与えると、動物由来タンパクを10%含む餌や植物由来タンパクを20%含む餌を与えた場合に比して、腫瘍増殖速度が減少した。マウス血中のインシュリン濃度やIGF-1濃度は、動物由来タンパクを与えたマウスの方が植物由来タンパクを与えたマウスよりも高かった。腫瘍細胞におけるmTOR経路の活性をあらわすリン酸化4-EBP1の発現量を調べると、動物由来タンパクを与えたマウスの方が植物由来タンパクを与えたマウスよりも多かった。したがって、動物由来タンパクの摂取によって、腫瘍細胞におけるIGF-1/mTOR経路が活性化し、腫瘍細胞の増殖を促進させる。
|
自由記述の分野 |
gynecological cancer
|