研究課題
挑戦的萌芽研究
Doxycyclin誘導性にshRNA によってBRCA1発現が抑制され同時にERαが発現するMCF10A細胞を用いて、BRCA1機能不全細胞においてERαによってゲノム不安定性が生じるメカニズムについて解析した。その結果、ERα発現・BRCA1抑制細胞では細胞の顕著な扁平化とともに、小核を有する細胞や多核細胞が増加し、分裂期のクロマチン架橋形成が亢進する傾向が認められたが、DNAの2次構造であるR-loopおよびグアニン4重鎖の蓄積に差は認めなかった。
産婦人科学