研究課題/領域番号 |
16K15771
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
網塚 憲生 北海道大学, 歯学研究院, 教授 (30242431)
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連携研究者 |
長谷川 智香 北海道大学, 大学院歯学研究院, 助教 (50739349)
坪井 香奈子 北海道大学病院, 医員 (50754610)
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研究協力者 |
本郷 裕美
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 骨細胞 / 骨リモデリング / ミニモデリング / スクレロスチン / 骨細管 |
研究成果の概要 |
骨細胞ネットワークは、骨の成熟に伴って幾何学的に規則性を示していた。また、骨形成機序が個体成長初期ではミニモデリング(モデリング)であるのに対して、成長後期では骨リモデリングへと移行していた。骨細胞ネットワークは、胎生期・生後ではスクレロスチンをあまり産生せず、成獣期で骨リモデリングが行わる時期になると骨細胞から産生されることが観察された。一方、成獣期でも力学負荷やビタミンDアナログによってミニモデリングが誘導されることが知られている。今回の研究では、骨細胞ネットワークが局所的にスクレロスチン産生を抑制することで、ミニモデリングを誘導する可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
骨代謝学・細胞組織学
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