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2018 年度 研究成果報告書

口蓋裂の予防法確立に向けた挑戦-臨床データに基づく独創的方法の開発-

研究課題

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研究課題/領域番号 16K15830
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 外科系歯学
研究機関愛知学院大学

研究代表者

夏目 長門  愛知学院大学, 歯学部, 教授 (90183532)

研究協力者 井村 英人  
早川 統子  
井上 農夫男  
中村 誠司  
光安 岳志  
笹栗 正明  
三古谷 忠  
新美 照幸  
南 克浩  
吉田 磨弥  
森 明弘  
佐久間 千里  
山内 楓子  
伊東 雅哲  
紅 順子  
秋山 泰範  
伊藤 真里奈  
Duy Tran Le  
Ichinnorov Chimedtseren  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード口蓋裂 / 予防 / 疫学 / 産み分け / 遺伝カウンセリング
研究成果の概要

口唇口蓋裂疫学的研究を36年にわたり行ってきて、口蓋裂の詳細な家系内調査を実施したところ、これまでどの論文にも記載されていない現象、すなわち口蓋裂の両親から男児は1人も出生していない。また、第1子が女児口蓋裂の場合、第2子が男児であればほとんどが健常児であることを発見した。ここに注目して、本研究費によってこの調査を継続して行い、更なる疫学的データを集積するとともに遺伝子並びに動物実験をしてさらにこの現象を追加確認した。
この成果は申請者自身が会長を務める医学会の分科会のひとつである第59回日本先天異常学会並びに第13回国際口唇口蓋裂学会の会長講演で発表するとともに論文投稿を予定している。

自由記述の分野

口腔外科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

口蓋裂については、出現に性差があり、特に家族内発現において次子又は患児が親となった場合に男児を出産した場合には、口蓋裂の発現率は著しく低いことを明らかとした。本現象は口蓋裂の予防に直結しうるものであり、社会的意義が大きい。

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公開日: 2020-03-30  

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