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2018 年度 実施状況報告書

看護師長の看護師定着に特化したコンピテンシーモデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K15872
研究機関帝京大学

研究代表者

坂本 貴子  帝京大学, 公私立大学の部局等, 講師 (90758426)

研究分担者 熊谷 有記  佐賀大学, 医学部, 准教授 (10382433) [辞退]
田渕 康子  佐賀大学, 医学部, 教授 (90382431) [辞退]
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード看護職の定着
研究実績の概要

看護職の勤続年数に着目した職場定着につながる要因とマネジメントにおいてアウトカムモデルによる文献レビュを行った。
多様な勤続年数の看護職,効果的なマネジメントについて検討した.文献は,データベース医中誌Web,国立情報学研究所論文情報ナビゲータ,科学技術情報発信・流通総合システム,CINAL,MEDLINE,Pubmed,Journal of Nursing Management誌,The Journal of Nursing Administration誌を用いて検索を行い,2007~2017年の論文23本を分析の対象とした.文献レビューは,アウトカムモデルを用いて,多様な経験年数の看護職を含む看護職全体,勤続年数5年未満および10年以上の看護職について分析を行った.
分析の結果,看護職全体については多様な施設に勤務する幅広い年代の看護職が,キャリア支援や仕事と生活が両立できる環境で自立や成長を感じること,勤続5年目未満は,キャリア支援や働きやすい環境で,段階的な学びを経て成長すること,勤続10年以上は,看護職を尊重する組織において看護の専門性や質を向上し,看護管理に参画しながら経験をもとに力を発揮し,看護の質を高めていけることが,看護職の定着につながる要因とマネジメントとして抽出された.今後,看護職の定着を促進するうえで,勤続年数に応じたマネジメントを行うことで,看護職が学びや成長を実現しながら,職場の看護に貢献していくと考えられる.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

定着のコンピテンシーを同定するにあたり、実際定着している看護職を対象とした文献の選定、分析にに時間を要した。また所属先が変わり、授業等で研究時間の確保が困難であった。

今後の研究の推進方策

文献レビューをもとに研究過程2を進めていく。

次年度使用額が生じた理由

研究の進捗状況が遅れており、昨年度は研究費を使用していないため

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 看護職の定着に関する文献レビュー2018

    • 著者名/発表者名
      坂本貴子
    • 学会等名
      日本看護管理学会

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公開日: 2019-12-27  

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