研究課題
NICU等から退院し、小児在宅医療のための看護情報を明らかにするため、小児対象である母親から在宅療養で必要とする情報について調査した。小児を介護している母親に半構成的面接をおこない、在宅療養における情報・連携についてニーズを明らかにした。また、訪問看護師にも同様に在宅療養で必要とする情報について調査した。結果、緊急時の対応について、受診の判断が難しい。その受診時、荷物が多く母親一人では大変である。医療器具の管理が大変である。また、施設利用時、同胞を連れていくことができないため同胞の世話ができない。このような困難な状況が明らかとなった。今後はその看護情報と地域社会とのつながりを、ICTを用いて医療機関と在宅とで医療情報の共有・相談できるシステムを構築する。
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The Kitasato Medical Journal
巻: 47 ページ: 160-168