研究課題/領域番号 |
16K15925
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山崎 あけみ 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (90273507)
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研究分担者 |
菊池 良太 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (40794037)
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研究協力者 |
畑山 博 医療財団法人今井会足立病院, 院長
白岩 八千代 医療財団法人今井会足立病院, 看護部長
有松 有希子 医療財団法人今井会足立病院, 助産師
伊達 文子 医療財団法人今井会足立病院, 助産師
安藤 光子 医療財団法人今井会足立病院, 助産師
石井 直子 医療財団法人今井会足立病院, 助産師
佐々木 理江 医療財団法人今井会足立病院, 助産師
松枝 加奈子 大阪大学, 大学院医学系研究科
安里 舞子 大阪大学, 大学院医学系研究科
安井 渚 大阪大学, 大学院医学系研究科
川原 妙 大阪大学, 大学院医学系研究科
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 家族機能 / コミュニケーション / 育児 / 家族看護 |
研究成果の概要 |
本研究は、家族保健機能のひとつであるコミュニケーションに着目し、産後1ヶ月間の母親からみた家族コミュニケーションの実態と育児困難感との関連の検討を目的とした。近年の家族を取り巻く状況を踏まえた家族コミュニケーション尺度を開発し、その実態および育児困難感との関連要因を提示した。産後1ヶ月の家族は、対面だけでなく、携帯電話を駆使して多彩な家族内部・外部コミュニケーションを行なっていた。友人との対面、実母との通話が多いほど、より低い育児困難感に関連していた。
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自由記述の分野 |
医歯薬・家族看護学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
家族保健機能のひとつであるコミュニケーションは、近年、スマートフォンの急速な普及により多様性が増している。本研究では、産後1ヶ月間という子育ての移行期に、夫婦が祖父母世代や友人などと対面・非対面(メール・通話・テレビ電話など)の多彩な手段を駆使して育児に取り組んでいる実態が明らかになった。また、祖父母世代や育児仲間との「ゆるくつながる」支援が近年の夫婦にとって特徴的なこととして抽出された。
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