本研究の目的は、日本における助産師の専門職自律性尺度を作成し、信頼性および妥当性を検討することである。前年度までは、大学や各病院施設の倫理審査や承諾に時間を要し、調査の遅れがあったため研究期間の延期をしデータ収集に努めた。そして、その後多くの調査協力が得られ分析に必要なサンプル数が得られた。最終年度は、前年度までのデータ収集や分析をもとに、その内容の論文化および学会発表への準備を行った。しかし、新型コロナ感染の影響により予定していた海外(ICM;International Confederation of Midwives,インドネシア・バリ)でのポスター発表が順延となってしまった。引き続き現在も、論文を英論文に翻訳し海外ジャーナルまたは国内学会誌への投稿を試みている。
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