研究課題/領域番号 |
16K15952
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
正木 治恵 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (90190339)
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研究分担者 |
瀧澤 文雄 千葉大学, 教育学部, 教授 (50114294)
錢 淑君 千葉大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (50438321)
山崎 由利亜 千葉大学, 大学院看護学研究科, 助教 (50759107)
高橋 良幸 東邦大学, 健康科学部, 准教授 (30400815)
田中 愛 武蔵大学, 人文学部, 准教授 (10508534)
山下 裕紀 関西医科大学, 看護学部, 准教授 (40326319)
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研究協力者 |
小池 潤
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 高齢者ケア / 身体化 / 看護教育 / embodiment |
研究成果の概要 |
看護できる身体づくりという視点から、看護学習者の身体観、身体の論理を土台にした教育の試行とその効果、ならびに看護情報を身体で捉えながら実践を展開する身体活用プロセスを明らかにした。本研究の外界とのやり取りに着目して試行した教育は,看護学習者にとって看護師としての自分の身体のあり方や見方に変化を及ぼすことが期待できる。また,熟練看護師は高齢者の身体や状況に応じて自らの身体を活用することで,高齢者ケアに必要な看護情報をつかみ,ケアを展開させていることが明らかとなった。
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自由記述の分野 |
高齢者看護
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、embodimentに至る「気づき」のプロセスに焦点をおいた教育方法と、人の生活や生き様といった包括的な対象理解を必要とする老年看護領域における熟練看護師の身体活用プロセスを明らかにした。本研究成果である身体の論理を土台にした“看護できる身体(からだ)づくり”は、これまでの看護教育で展開されてきた「看護技術演習」とは一線を画し、身体的思考という実践する主体の側から捉えた体系論の構築を可能とする。
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