• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

閉じこもりと精神症状に関する双生児研究 -国際比較による環境要因の検討-

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16K15978
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 高齢看護学
研究機関畿央大学

研究代表者

乾 富士男  畿央大学, 健康科学部, 准教授 (80469551)

研究分担者 冨澤 理恵  大阪大学, 医学系研究科, 特任講師(常勤) (20584551)
本多 智佳  大阪大学, 医学系研究科, 特任准教授(常勤) (40625498)
加藤 憲司  神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (70458404)
中谷 香江  畿央大学, 健康科学部, 助手 (20524979)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード行動遺伝学 / 双生児研究法 / うつ症状 / 疲労 / 自己効力感 / 睡眠時間
研究成果の概要

2008年より2年毎に継続して実施している中高年双生児を対象としたコホート研究により,うつ症状,自己効力感,食習慣,生活習慣(睡眠時間を含む),働き方,閉じこもり,疲労尺度などを調査した。その結果,自己効力感,疲労感,うつ症状の関連は,2種類の異なる遺伝要因により説明できること,自己効力感,疲労感,うつ症状のすべてに関連する遺伝要因と,疲労感とうつ症状には関連するが,自己効力感とは関連がない遺伝要因があることを明らかにした。
また,日本人の睡眠時間には遺伝要因が関連していないことを確認した。しかし,遺伝要因がないということは考えにくいため,何らかの大きな環境要因の影響が推測される。

自由記述の分野

行動遺伝学

研究成果の学術的意義や社会的意義

自己効力感は従来は疾患からの回復に関係すると考えられていた。しかし,身体症状や精神症状そのものと共通する遺伝要因が確認できたことは,疾患の発症メカニズムを解明する上で有用な知見をもたらす。また,今回の結果だけでは明確ではないが,日本人の睡眠時間の分散に影響を与える遺伝要因が極めて小さいことは,遺伝要因が小さいのではなく,それよりもより大きな環境要因が作用していると解釈できる。このことは,日本における近年の睡眠時間の減少が将来的に心身に大きな影響をもたらす可能性を示している。

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi