• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 実施状況報告書

ポジティブ・ディビアンスによる青年期女性の「やせ」問題解決への挑戦

研究課題

研究課題/領域番号 16K15990
研究機関鹿児島純心女子大学

研究代表者

有松 操  鹿児島純心女子大学, 看護栄養学部, 講師 (50289659)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード体組成
研究実績の概要

本研究は、「青年期女性のやせ」問題について「ポジティブ・デビアンス(Positive Deviance:PD,以下PDと略す)」の考え方を用いて解決策を見出すことを目的としている。
これまで、質問紙調査と身体測定の結果から「PD」ケース(BMIにおいて標準範囲である18.5以上25kg/㎡未満かつ体脂肪率が21以上34%未満といった健康的な体型であることに加え、「部活動での運動以外で継続的に行っている運動がある」、あるいは「日々の日常生活の中で身体を動かすために行っている工夫がある」と回答した者)を抽出し、それらを対象にインタビュー調査を実施し「体型を健康的に保つことを可能にするために気をつけていること」として具体的に日常で行っていることを中心に「PD」行動の分析を行った。分析の結果、対象者の多くは通学やバイトへの移動時などに歩いたり自転車を利用したり、階段を積極的に利用したりというように、日々の行動の中で身体を動かすことを意識的または無意識に行っていた。また、テレビ視聴の合間や入浴後など短時間のストレッチや筋肉トレーニングを行っていることも認められた。
今年度は「PD」行動の分析結果から得られた内容をもとに介入プログラムの具体的な介入内容についての検討とあわせて研究協力者を募集する方法や介入プログラムを評価するための期間および方法など具体的な研究実施方法についての検討を行った。また、介入プログラムの実施に関して、当初に予定していた研究協力施設を変更する必要性が生じたため、研究協力者募集についての内容を再検討し所属機関および研究協力施設での倫理審査を申請するための準備を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

本年度実施予定であった介入プログラムの実施について、研究者の所属変更により、研究協力者の募集方法などの研究計画の見直しが必要となった。

今後の研究の推進方策

作成した介入プログラムの研究協力者を募り、実際に介入研究を行なう。

次年度使用額が生じた理由

研究の進行が遅れ、次年度に介入プログラムを実施することになったため。
介入プログラムの実施に必要となる測定機器の購入や協力者への謝礼、研究結果を学会で発表する際の旅費を予定している。

URL: 

公開日: 2019-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi