研究課題
若手研究(B)
ビッグデータの利活用のための効率的なアルゴリズムが求められているが,ビッグデータのすべてをメモリに格納して処理することはできないため,省領域のアルゴリズムが必要とされている.本研究では,幾何的なデータに対する効率的な省領域アルゴリズムを開発を行った.特に区間およびそれを拡張した円弧に対する効率的なアルゴリズムを提案した.また,省領域で動作するデータ構造を実装し,その効率性について調査を行った.
アルゴリズム理論
本研究では,区間を中心とした幾何データに対する効率的な省領域アルゴリズムを開発した.提案したアルゴリズムは任意の入力サイズおよび計算領域で動作するため,どれだけ巨大なデータでも必ず停止することを保証している.本アルゴリズムを適用することにより,様々な高次元のデータに対する近似アルゴリズムの開発などを考えることができる.