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2018 年度 実施状況報告書

数値データを対象とした質問応答システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 16K16120
研究機関株式会社富士通研究所

研究代表者

横野 光  株式会社富士通研究所, その他部局等, 研究員(移行) (60535863)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード自然言語処理 / 言語理解
研究実績の概要

本研究では統計情報などのような数値データを対象とした質問応答システムに必要な技術の研究開発を行う.数値データから得られる情報にはデータに格納されている値だけでなく,それらの値を計算することによって得られる情報などもある.そのため,入力された質問文がどのような計算を必要とするかを解析する必要がある.
これまで構築を続けている述語項構造解析器に関しては,引き続き文内,文間ゼロ照応の解析を含めた解析器を構築中である.また,数値には単位が付与されることが多く,その表現はテキストによってばらつきがあり,また単位間にも等価関係などが存在し,これらを考慮するため単位表現の解析器の構築を行っている.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

評価を行うためのデータセットの構築が遅れており,それに伴い解析器の開発が遅れているため.

今後の研究の推進方策

ドメインを限定して評価データの構築を早急に進め,ドメイン特化でのシステムの構築を集中して行う.

次年度使用額が生じた理由

データ構築が遅れているため.

URL: 

公開日: 2019-12-27  

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