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2017 年度 研究成果報告書

エピジェネティック情報に基づく化学物質による脂肪細胞肥大化のリスク評価

研究課題

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研究課題/領域番号 16K16193
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 放射線・化学物質影響科学
研究機関宮崎大学

研究代表者

新井 良和  宮崎大学, 農学部, 助教 (90614769)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードエピジェネティクス / 環境化学物質 / 脂肪細胞肥大化
研究成果の概要

生活習慣病の1つである肥満は、近年では子どもにおいても認められる。疫学調査より、母体環境中に存在する有害な化学物質が臍帯を通して胎児に作用し、肥満の原因となる脂肪細胞肥大化を引き起こす危険性が報告されている。本研究では、母体環境中の化学物質による脂肪細胞肥大化について、エピジェネティクスで評価した。5種類の化学物質(DEP, Hg, コチニン, Se, S-421)を母体血清中濃度で前駆脂肪細胞へ暴露した結果、ヘテロクロマチン形成に基づくエピジェネティクスへの影響は認められず、さらに脂肪細胞分化にも影響しなかった。以上より、解析した化学物質について脂肪細胞肥大化のリスク評価を行うことができた。

自由記述の分野

エピジェネティクス

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公開日: 2019-03-29  

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