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2017 年度 実施状況報告書

インドネシアにおける森林認証及び森林管理区制度が植生と地域社会の維持に与える効果

研究課題

研究課題/領域番号 16K16226
研究機関公益財団法人地球環境戦略研究機関

研究代表者

鮫島 弘光  公益財団法人地球環境戦略研究機関, その他部局等, リサーチマネージャー (80594192)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード持続的森林管理 / 森林認証 / 森林管理区 / インドネシア / 森林管理
研究実績の概要

(1)アチェなどの森林管理区を訪問。また研究協力者が主催した20の森林管理区の長が参加した持続的森林管理・合法木材証明のトレーニングワークショップ「Workshop and examination test of competencies of head of KPH (Forest management unit) for management of IUPHHK (forest concessions)」などに参加し、管理内容についての聞き取り調査を行った。
(2)他資金との共催でセミナー「インドネシアの生態系修復コンセッションセミナー~ 民間企業による森林保全活動のパートナーとしてのポテンシャル ~」を開催し、インドネシアのコンセッション制度の状況に関する情報収集を行った。
(3)中ジャワ・東ジャワの林業公社とその管理区内に存在する集落を訪問し、森林管理に関する聞き取りや、データの収集を行った。
(4)またカンボジアで行われた調査方法のトレーニングコースに参加するとともに、インドネシアのPODESデータと比較可能な全国レベルの村落データを収集した。
(5)インドネシアの研究協力者からインドネシアの全択伐コンセッション、自然保護区の1990-2015年の植生情報パネルデータを得、自然林・天然林の減少要因を解析中。2018年6月の熱帯生態学会で発表を行う。またEuropean Space Agency Climate Change Initiativeの土地利用分類データ(1992-2015年)も入手し、これについても解析を行う予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初計画案は土地利用データは単一の衛星画像(Landsat)に基づいて解析を行う予定であったが、複数のデータセットを利用して解析を行えるようになった。

今後の研究の推進方策

解析結果を下に、択伐コンセッション、森林管理区の現地調査を積極的に実施する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会・シンポジウム開催 (1件)

  • [学会・シンポジウム開催] インドネシアの生態系修復コンセッションセミナー2017

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公開日: 2018-12-17  

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