(1)インドネシアの森林認証機関、森林認証支援団体に聞き取りを行い、インドネシアの択伐コンセッションに関する最新のデータを入手し、分析を行った。 (2)近年インドネシアでは住民が私有地に早生樹を栽培する住民林業が拡大しつつあり、択伐コンセッションからの木材の代替となっており、その成長は択伐コンセッションへの伐採圧に影響を与えうる。東ジャワ、中央カリマンタンにおいて住民林業を行っている地域住民、支援をしているNGO、木材加工工場などに対し、聞き取り調査を行った。 (2)本研究の成果を論文・学会の他、以下で発表した:「インドネシア・マレーシアにおける 持続可能な森林管理の状況について(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 第24回持続可能な調達ワーキンググループ)」、「東南アジア各国における森林保全政策の現在(公開シンポジウム「熱帯林の植物種多様性とその保全」)」、「海外の取り組み~東南アジア諸国における森林保全政策の現在(シンポジウム「地球温暖化と森づくり」)」
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