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2016 年度 実施状況報告書

フレイルと脳老化の進展に影響する社会環境・生活因子の解明

研究課題

研究課題/領域番号 16K16251
研究機関京都光華女子大学

研究代表者

荻田 美穂子  京都光華女子大学, 健康科学部, 准教授 (00455031)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワードフレイル / 認知症 / 社会環境
研究実績の概要

平成28年度は地域高齢者の3年間のフレイル推移を記述し、フレイルの改善・維持・低下に影響する要因を検討することを目的に調査を行った。A町高齢者の4506名に調査票を配布・回収した。回収率は74.3%であった。調査は郵送法で実施し、調査票配布1ヶ月後に督促状を送付し、必要時自治体スタッフによる訪問調査を実施した。その後、地域高齢者の3 年間のフレイルの推移を記述し、フレイルの維持・改善に影響する要因を検討するために、平成25年度に行われた第1次調査データと突合しデータベースを構築した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

調査フィールドと調整の結果、当初の予定より半年遅れの平成29年2月より調査を開始したため。

今後の研究の推進方策

平成29年度は、平成28年に作成された平成25年の第1次調査データと平成28年の第2次調査データが突合された基本チェックリスト等のデータベースを用いて、地域高齢者におけるフレイルの推移を記述し、フレイルの改善・維持・低下に影響する要因を検討する。さらに、平成29年度から平成31年度に実施予定であった生活習慣病外来に通院中の患者に対して、脳老化進展に影響する要因を検討するために、フィールド調整及び調査票作成・ベースライン調査を開始していく予定である。両調査は独立しており、今後は同時に進めていくため、これまでの研究の遅れは取り戻せるものと考えている。

次年度使用額が生じた理由

今年度は研究フィールドにしていた自治体で複数の調査が重なっていたため、被験者の負担等を考慮し、調査時期を平成29年2月へ変更し、翌年度にまたがって調査することになったため

次年度使用額の使用計画

平成28年度の研究計画は調査開始時時期が遅れたものの、調査開始後は順調に経過しており、平成29年7月にはすべての調査およびデータ構築は終了する予定である。またその研究成果も次年度には合わせて報告が可能である。また、平成29年度の研究実施計画については、平成28年度調査とは対象が異なり、独立した調査となるため、調査準備は同時並行で進めている。現在フィールドの確保は終了しているため、平成29年度研究実施計画どおりに進めていける予定である。

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公開日: 2018-01-16  

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