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2018 年度 研究成果報告書

選択的知覚に基づくスキル学習支援システムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K16321
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 教育工学
研究機関香川大学

研究代表者

後藤田 中  香川大学, 創造工学部, 准教授 (40633095)

研究協力者 赤木 亮太  芝浦工業大学, システム理工学部, 准教授 (20581458)
小林 雄志  岡山大学, 全学教育・学生支援機構, 助教 (50549491)
城所 収二  独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ科学部, 研究員 (20756118)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード教育工学 / 運動学習 / 身体制御 / トレーニング支援 / フィードバック手法
研究成果の概要

運動学習を対象に,動きのヒントとなる情報を,ウェアラブルのセンサデバイスやセンサを身に着けた映像の解析情報に基づいて,リアルタイムや事後のWeb学習環境に出力し,人の受容しやすい複数の知覚(視聴覚)支援の選択環境を通じて,運動者が動きや姿勢を学べるシステムを開発した.開発したシステムを用いて,フィードバック支援として,運動者の内省を促す影響に着目し,基礎的なトレーニングの動作を習得対象として定めた実験を行った.取得解析データを目標との差分を示す個人適応型の柔軟な知覚出力を行った.評価から,本フィードバック手法によって,対象となる動きや姿勢の理解を促すことが示唆された.

自由記述の分野

教育工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

映像を手軽にアップロードでき,運動を対象とした安価や汎用デバイスが手に入る時代の中で,動画とセンサを連動・同期させ,動画を一方向的に公開・閲覧するのではなく,手軽に,教示映像に写る理想的な動作や姿勢との差を示せることとなれば,映像閲覧・センサを利用するユーザを対象に,広く波及できる.また知覚情報の選択性を持たせることで,健常者だけでなく,視・聴覚障碍者も含めたユニバーサルな支援環境を提供できる.また,学術的な意義として,これまで対面(人手)での支援においては,実験環境の制限(指導者,観測者の配置)により,継続的な評価が難しい事例も多いが,自立的な枠組みが提供でき,長期の支援・観測も可能となる.

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公開日: 2020-03-30  

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