| 研究課題/領域番号 |
16K16388
|
|---|
| 研究機関 | 広島大学 |
|---|
研究代表者 |
石井 大造 広島大学, 病院(医), 医科診療医 (30773775)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
| キーワード | 人工血管 / バイオチューブ / 生体内組織形成術 |
|---|
| 研究実績の概要 |
生体内組織形成術で作成した世界最小径人工血管（マイクロバイオチューブ）のラットへの移植を着実に実施してきた。移植後急性期のデータをまとめた形で、論文を発表した。（Ishii D, et al. Development of in vivo tissue-engineered microvascular grafts with an ultra small diameter of 0.6 mm (MicroBiotubes): acute phase evaluation by optical coherence tomography and magnetic resonance angiography. J Artif Organs. 19(3). 262-9. 2016）
また今までのデータをまとめて、XLIII Annual Congress of the European Society for Artificial Organsで2演題、（IBTA-fabricated MicroBiotube vascular grafts met 1 year’s perfect patency in a rat model, One result about growth adaptation of a Biotube vascular graft in a rat model） 、またAmerican Heart Association Scientific Session 2016で1演題（Absolute perfect patency of In Vivo Tissue-Engineered Vascular Grafts with an Ultra Small Diameter of 0.6 mm (MicroBiotubes) in a rat model for 1 year）、それぞれ2回の国際学会で発表した。
|
| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
着実に移植は実施できており、画像follow upも行うことができている。
|
| 今後の研究の推進方策 |
長期間のfollow up結果をまとめて、論文で発表する予定。
|
| 次年度使用額が生じた理由 |
物品費及びその他の使用金額が、予定よりも少なく出来たため。
|
| 次年度使用額の使用計画 |
適宜、物品費、旅費、及び論文執筆時の英文校正費等に当てる予定。
|
