• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 研究成果報告書

構造的類縁プログラムを基軸とした野外教育プログラムの教育・治療構造の検討

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16K16489
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 身体教育学
研究機関筑波大学

研究代表者

渡邉 仁  筑波大学, 体育系, 助教 (70375476)

研究協力者 坂谷 充  
東海林 毅  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード野外教育 / 自然体験活動 / 構造 / 冒険教育プログラム / 組織キャンプ
研究成果の概要

野外教育に関する研究は、場(状況)や個別性を考慮した質的アプローチと共に、教育・治療的構造の理論的検討が課題である。本研究の目的は、野外教育プログラムを実践し、自己成長の効果に対する定量的及び定性的検討を蓄積しつつ、そのプログラムの構造を理論的に定位する。
本研究の成果は、その有効性のエビデンスの蓄積となった。また、野外教育プログラムは、否定的な認識を生成する者も少なからず存在していた。指導者は、個別性を十分に理解し総合的に判断しながら、指導することが求められる。さらに、その教育・治療的構造について、機能的類縁プログラムを基軸に比較検討を行い、その特徴を浮かび上がらせた。

自由記述の分野

野外教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

研究成果の学術的意義や社会的意義は、まずは何より、我が国の青少年教育としての野外教育プログラム実践に関して、その後押しとなるエビデンスの蓄積となったことであろう。また、野外教育プログラムの個別性への影響の違いを明らかにし、個々の特性等に配慮した指導の重要性を指摘し、このような質的アプローチの研究の重要性を示したことである。さらに、野外教育プログラムの教育・治療的構造について、機能的類縁プログラムの比較検討から理論的な整理を行い、「野外教育の全体像」を解明する一つの布石となったことである。

URL: 

公開日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi