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2019 年度 研究成果報告書

スポーツ指導(コーチング)における「クロス・カルチャー」研究の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 16K16553
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 スポーツ科学
研究機関園田学園女子大学短期大学部

研究代表者

中村 泰介  園田学園女子大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (30454698)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワードクロス・カルチャー / コーチング哲学 / スポーツ育成年代 / Athlete-CenteredCoaching / フランスサッカー育成哲学
研究成果の概要

フランスナショナルサッカー学院(I.N.F.)ディレクターのJean-Claude Lafargue氏との調査研究では、日本のジュニアユース年代のJリーグ下部チーム、民間クラブチーム、中学校部活動の3チームにてトレーニング実践のフィールド調査を実施し、①日本人選手の主体性の希薄さ(指導者の問題点も踏まえて)、②理論から実践にリンクさせる作業、③フィロソフィーの中で評価する視点が提出された。カンタベリー大学(NZ)のRichard Light教授とのコーチングの研究調査からは、コーチ中心的なコーチングから、日本型の「Athlete-Centerd Coaching」の構築への知見が得られた。

自由記述の分野

コーチング

研究成果の学術的意義や社会的意義

海外スポーツ指導現場の研究が皆無に等しい中,海外の現地調査を通じたスポーツ指導の研究は極めて意義のあることである.また,指導者のグローバル化が進む中で,海外と我が国の指導法をクロス・カルチャー的な研究を通じた研究成果は,現場に有意義な知見を与えるものであり,コーチング研究に大きく寄与するものであると考える.また喫緊の課題の,体罰・暴力なきスポーツ指導の再構築へ向け,指導方法の思想的なフィールドへのアプローチは,スポーツ界のコーチング分野において最重要な作業であると同時に,優れた指導法を後世に継承するための,一知見としても大いに期待できるものであると考える.

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公開日: 2021-02-19  

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