研究課題
若手研究(B)
本研究はパンプアップと筋疲労を指標として筋電気刺激と血流制限を組み合わせたトレーニングの至適条件を明らかにすることを目的とした。その結果、筋電気刺激(30Hz, 500μs)に大腿部が阻血にいたる制限圧の50%の圧を加えた際にパンプアップと筋疲労が効果的に生じることが明らかになった。また、実際にトレーニングを行ったところ、これ迄のプロトコルより高い筋肥大を引き起こすことが明らかになった。
運動生理学 トレーニング科学
筋電気刺激と血流制限を組み合わせたトレーニング方法は低体力者でも実施することが可能である。しかしながら効果的に筋肥大や筋力増加を導く至適条件については明らかでない。本研究によって筋力や筋量を増加する至適な実施条件が明らかとなれば疾患や傷害を有する人を対象としたトレーニングの実用化に大きく貢献することができる。