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2017 年度 実施状況報告書

地方自治体の身体活動環境に対する取り組みの現状調査-都市計画の観点から-

研究課題

研究課題/領域番号 16K16576
研究機関工学院大学

研究代表者

武田 典子  工学院大学, 教育推進機構(公私立大学の部局等), 准教授 (70386655)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード身体活動 / スポーツ / 地方自治体 / 政策 / 都市計画 / 環境 / 公衆衛生
研究実績の概要

近年、身体活動推進における多部門連携が国際的に推奨されている。都市計画部門の政策は身体活動環境の整備に大きな影響を及ぼすと考えられるが、日本ではこの点における研究が少ない。そこで本研究では、地方自治体の都市計画部門を対象として、身体活動環境に対する取り組みの現状を明らかにすることを目的とした。本年度は、全国の市区町村の都市計画部門を対象とした調査の準備作業を実施した。具体的には、調査項目の選定、インターネット上で質問に回答するためのWebページの作成ならびに対象自治体の抽出を行った。調査項目は、前年度までに実施した都道府県に対する調査や国内外の先行研究を参考にして、市区町村レベルの都市計画部門が行っている身体活動環境に対する取り組みを評価するための調査項目を選定した(公園・緑地の整備、スポーツ・レクリエーション施設の整備、歩道・自転車道の整備、公共交通機関の利用促進、歩いて暮らせるまちづくりなど)。具体的な内容は、現在の身体活動環境および身体活動促進と関連する新たな都市計画の策定・実施状況、健康やスポーツ、交通など他部門との連携状況とした。また、複数の地方自治体の担当者に対して調査内容と回答用Webページについての聞き取り調査(プレテスト)を行った。これにより調査項目を修正するとともに、自治体の規模に応じたアプローチ方法や調査時期など、市区町村に対する調査を進める上での有益な情報を得ることができた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

市区町村に対する調査が次年度にずれこんだため

今後の研究の推進方策

最終年度は、研究計画に基づいて市区町村に対する調査を遂行し、成果を学会および学術論文に発表する。

次年度使用額が生じた理由

人件費・謝金について、当初の予定よりも費用が安く抑えられたため

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 身体活動・運動を支える政策・環境づくりの現状と課題2018

    • 著者名/発表者名
      武田典子
    • 学会等名
      第3回運動疫学の集い
  • [学会発表] 都道府県における身体活動促進に関する政策の策定・実施状況の検討 -保健・スポーツ部門の取り組みの現状調査-2018

    • 著者名/発表者名
      武田典子、種田行男、井上茂
    • 学会等名
      第26回日本健康教育学会学術大会
  • [学会発表] 都道府県における身体活動促進に関する政策と実施状況 ~保健・スポーツ・教育・都市計画・交通・環境部門について~2018

    • 著者名/発表者名
      種田行男、武田典子、井上茂、宮地元彦
    • 学会等名
      第20回日本運動疫学会学術総会

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公開日: 2018-12-17  

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