研究成果の概要 |
グループに参加し実践するスポーツ種目と高齢者の健康との関連を明らかにすることを目的とした。日本老年学的評価研究(JAGES)の横断データより、65歳以上の63,465人の男性と68,497人の女性を分析した。 男性ではゴルフ(11.3%)、ウォーキング(8.4%)、グラウンドゴルフ(6.3%) 女性では体操(13.8%)、ウォーキング(8.3%)、筋トレ(6.2%)の実践者が多かった。潜在的な交絡を調整後も、ゴルフに参加する男性は主観的健康感が高く、抑うつ度が低く、笑いの頻度が高かった。 女性ではウォーキングが全てと関連した。これらの種目はスポーツグループ参加者を増やす上で第一の選択肢となる。
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