研究課題
若手研究(B)
本研究では、細胞内の物質輸送を司るキネシンの動きをコントロールしながら、キネシンの相互作用タンパク質を網羅的に解析することを目的とし、相互作用タンパク質の網羅的化学修飾法の開発とキネシンの運動を制御する手法の開発を行った。具体的には、酸化・還元状態に応じて標的タンパク質との反応性(求電子性)をスイッチングできる反応剤の候補を見いだすことに成功した。また、キネシンの動きを光で制御できる阻害剤を見出し、これを利用して光制御型キネシンを構築することに成功した。
生物有機化学