• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

リン酸化プロテオミクスで拓く新規Sleepy遺伝子の睡眠恒常性維持機構への関与

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16K16639
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 ケミカルバイオロジー
研究機関筑波大学

研究代表者

Wang Zhiqiang  筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構, 研究員 (00762189)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードsleep deprivation / Sleepy / sleep need / slow wave activity / phosphoproteome / SNIPPs
研究成果の概要

睡眠覚醒に異常を示す二種類のモデルマウスの脳を用い、大規模なリン酸化プロテオミクス解析を行った。二種類のモデルマウスにおいてリン酸化状態が同じであるタンパク質を80種類同定し,これらをSleep-Need-Index-PhosphoProteins (SNIPPs)とした。SNIPPsのリン酸化は、SIK3遺伝子に変異があり、過度の眠気を示すSleepyマウスでも認められた。SIK3の活性抑制はSNIPPsのリン酸化を減少させた,眠気の指標である周波数の低い脳波の減少が認められた。本研究の結果から,SNIPPsのリン酸化/脱リン酸化のサイクルは睡眠覚醒の恒常性を制御していると考えられた。

自由記述の分野

複合領域

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi